ESD推進の支援

これまで弊社では、対馬の小中高の学校からご依頼があり、講演やインターンや職場体験(先生、生徒)の受入などを行ってきました。


今年は、受け身ではなく、能動的に動き出しました。

対馬の未来を考える上で一番大切なものが、「ひとづくり」。

持続可能な社会を創っていく担い手を育成していくこと。

対馬では全校的に「ふるさと学習」に力を入れて、各校で創意工夫されているそうですが、もう一歩深い学びの組み立てが必要ではないかと弊社顧問の平山先生(元対馬校長会会長)は仰ります。


それがESDの視点。


「対馬をテーマにESDの視点を入れた学ぶのプログラムによって、生徒(と先生・親も)が対馬の魅力や地域課題を知るだけでなく、地球規模の持続可能性と自分との「つながり」を認識し(相互性)、多様な生物がいることで成り立っている多様な自然生態系(多様性)、その生態系を超えて人間は生きていけないこと(有限性)、その生態系からの恵みは、誰のものでもなく未来の人々も含めてみんなのもの(公平性)、そして、だからこそみんなで連携して限りある資源を共有すること(連携性)、そして、自分が社会や地球の乗組員の一人として、責任のある行動をとらねばならなぬと考える(責任性)を育んでいきます。」


「環境省が推進するESDによって、批判的に考える力、未来を予測して計画を立てる力、多面的・総合的に考える力、コミュニケーションを行う力、他者と協力する態度、つながりを尊重する態度、進んで参加する態度を身につけた人材を育てていきます(文科省の学習指導要領との連動)。」


さて、そのESDをどう学校教育の現場で展開していけるか。


平山顧問と何度も協議を重ねて、MITオリジナルのESDプログラムを、誰に頼まれたわけでもなく(笑)、勝手に用意しました。



生徒たちが主体的に調べ、体験し、議論し、発表する一連のプログラムによって、主体的な学びを引き出す工夫をしています。


今年は、対馬の森づくりをテーマにしたプログラムにしています。「森」を切り口に、生物多様性保全、なりわいや食、文化、海とのつながりなど、対馬の課題を一体的に見ていくことができると思っていますし、今、若者と一緒に対馬の100年後の森林があるべきか、どんな里山の森を作っていきたいかを考えていくことが大事だと思っています。


各学校の先生方の考え方ややりたいことをお聞きして、アレンジしていきます。一年後には、現場での実績を加えて、より良いプログラムになっていくことでしょう。


5/1の校長会での説明を経て、各学校に案内を出させてもらっていますが、すでに3校からのオファーをいただき、プログラムの組み立ての協議も進めています。


今年は、MITの完全な自主事業であり、ある意味ボランティア活動ですが、今後、この取り組みの教育的意義や価値を客観的に評価し、対馬全体に広げていけるような予算を確保(仕事を創り出す)できるように頑張りたいと思います。

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