森づくりの意見交換会の開催

先日は、環境省の地域循環共生圏プラットフォームづくりの一環で、意見交換会を開催しました。



これからMITが触媒(ハブ)となって対馬で進めたい「持続可能な森づくりのモデルプロジェクト」について、環境省・県・市の担当者、漁師や自伐林業家、森づくりの外部専門家の方々にご参加いただきました。


対馬市の森づくり委員でもある九州大学の佐藤宜子教授から対馬における「小さな林業の可能性」についてZOOMで講話をいただき、対馬の漁師が森に関わる意義や期待、可能性についても具体的にご教示いただきました。


対馬では、森から短く急な河川を抜けてすぐに海になる地形が全域にひがっており、里山づくりと里海づくりが直結しており、漁師が森に関わることは、非常に意義があるとのこと。

漁師を代表してMIT理事でもある細井さんにご参加いただきましたが、細井さんは、嵐のたびに、自分たちの船を止めている港に、大量の瓦礫(放置材や折れた木々)が流れ込み、それを撤去するのも全て自分たち出やらねばらなず、非常に大変な思いをしている。自分たち漁師がシケの日に、自分たちの地区の上流にある森に入り、手入れをすることが重要という認識を持たれていました。


昔は、対馬は、なりわいとして一個人が、漁業・林業・農業をされている方が多く、自然の中で、自然の恵みを享受して暮らしてきた歴史があります。


激変する社会の中で、対馬らしい働き方・生き方はどのようなものか。温故知新の考えに立ち、先人に学び、最先端の技術や経験も生かしながら、新たなライフスタイルを確立していく挑戦。


地球環境が悲鳴をあげ、限界を迎えている中、これまでのやり方では持続可能ではない社会。一人ひとりが、どう変わっていくのかが試されている時代。


その一つのアプローチとして、対馬という小さくも大きな島では、新しい働き方を追求する中で、漁師が森に入るというストーリーは素敵だなと思いました。本業の漁業がある中で、漁師さんたちが森にどこまで関われるのか、危険を伴う林業に参入するリスクやコスト、採算性などを考えると、簡単なことではないですが、是非前向きに仕組みなどを考えていけたらと思います。


MITとしても、漁師さんたちだけではなく、多様な主体が森に関わる仕組みを考えていきたいと思いますし、自らも実践していきたいと思います。

まずは、ウニホタルのように、森と海をつなぐ商品開発などを色々と考えていきたいなと思います。それと同時に、モデル的な森を確保して、多様な主体が参加する場を作って行きたいと思います。

意見交換会を開催するにあたって、環境省の皆さんをはじめ、EPO九州、地方経済総合研究所、いであのご担当者さまには準備や運営にあたりお世話になりました。ご参加いただいたみなさまも、お忙しい中ありがとうございました。

一般社団法人MIT

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