SDGsカフェの結果のご報告(5/20更新)
対馬市のSDGsカフェのご報告です!
弊社では、R5年度対馬市からの委託をうけて、対馬市主催のSDGsカフェ(毎月17日)の開催運営の支援を行っています。
SDGsカフェは、コーヒーやお茶を飲みながら、市民の皆さんや対馬に関心のある方々が、日々の暮らしや事業について、対馬のSDGsの視点を入れて、わいわいと語り合う交流の場です。
SDGsカフェを通じて、対馬の持続可能な社会の実現に向けて、それぞれの市民や事業者が自ら取組んでいる活動に対して、多様な主体がパートーシップを組んで連携することで、さらなる活動を展開していくきっかけを作っていきたいと思います。
企画の詳細は、対馬市の公式サイトをご覧ください。
オンライン参加もできますので、島内外、どなたでも無料で参加できます!
月一回はSDGsのことを考えて、暮らしや事業をサステナブルに切り替える視点をもっていきましょう!
<<2023年4月17日のSDGsカフェ>>
プレゼンターは山下幸恵さんでした。
テーマはSDGsの目標7にあたるエネルギーについてでした。
エネルギーをみんなに。そしてクリーンに。
当日は、会場5名、オンライン14名のご出席(発表者・スタッフ以外)となり、和やかな雰囲気の中、エネルギーの話題で盛り上がり、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。
発表者の山下さんからは、対馬でエネルギーの自給自足をしたい!という構想を熱く語っていただきました。そのためには、どんなことが取り組めそうか、そして市民をエネルギーに関心を持ってもらうためにはどういった発信をしていけばいいのかについて、参加者の皆さんから多種多様なアイデアを出していただきました。
山下さんの発表内容や皆さんからのブレストの結果を弊社デザイナーの吉野がまとめました。

個人的には、自給自足するためには、まず使っているエネルギーを減らすことがそもそも大事だなと思いました。特に対馬のエネルギー消費が大きいのは、冬場の暖房ではないかなと思います。対馬の家はとにかく寒い!東北出身の私が震える寒さです。家に断熱材を入れたり、家の中にキャンプを張ったり(笑)!。快適さや楽しさを失わずに、省エネができる工夫をもっとしていけたらいいなと思いました!
また、電気を自分で作る体験(キャンプや自転車こぎ等)をすれば、エネルギーのことをより身近に感じられるのではといったアイデアには共感しました。
発表者の山下さんからも、「みなさんから積極的にアイデアや意見、質問をもらえて嬉しかった。ご自身にとっても日頃の業務に対しての気づきを得られ、大きな収穫があった。これを機に、またアクションを起こしていければ」との感想をいただきました。
<<2023年5月17日のSDGsカフェ>>
5/17のカフェは、プレゼンターは小川香織さんでした。
会場9名、オンライン10名のご出席(発表者・スタッフ以外)となり、和やかな雰囲気の中、洗剤/石鹸の話題で盛り上がり、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。
小川さんからは、自分たちの使っている洗剤で対馬の海を汚していることに対する問題をテーマに発表をしていただきました。
対馬での浄化槽の普及率の低さや、家庭での洗剤の利用によって近所の河川や海が汚れていて、磯焼けの原因になっていたり、自分たちの食(魚介類)にも影響を及ぼしている自分たちの問題だという認識から、その現状を市民に広め、洗剤を環境負荷の低い石鹸に切り替えたり、自分たちができることをやっていきたい!という想いをわかりやすく語っていただきました。
参加者の皆さんからは、多種多様な立場からの具体的なアイデアを出していただきました。また、サラヤの代島さんと秋吉さんにもご参加いただき、より深い知見や環境配慮型の最先端の技術(商品)、科学的な知見からのアプローチの重要性などの話題提供もいただき、グローバルなビジネス・科学の視点からも考察が深まりました。

カフェでの議論を踏まえて、今日から家族と一緒に何か具体的なアクションを起こしていくことができればいいなと思います。 6/17のSDGsカフェに参加する。