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  • 執筆者の写真元 吉野

【ご報告】NPO法人どうぶつたちの病院にグッズ売上の一部を寄付しました。(2023/7/31更新)

弊社では2016年2月から佐護ツシマヤマネコ米のランチボックスの販売を開始し、以降様々なオリジナル商品を展開、販売してまいりました。そして2022年5月までのオリジナル商品の売り上げの一部を、対馬でツシマヤマネコをはじめとする野生動物の保護活動に取り組む団体「NPO法人どうぶつたちの病院」に寄付いたしましたことを皆様にご報告いたします。たくさんの方々に弊社の商品をご購入いただけたことで、弊社としてもこのような形で対馬の環境保全に貢献することができました。心より感謝申し上げます。

寄付額(合計):400,000円



弊社代表理事:吉野元(写真左)とNPO法人どうぶつたちの病院理事長:越田雄史獣医師(写真右)


●NPO法人どうぶつたちの病院とは

絶滅の恐れがあるツシマヤマネコを保護するには、動物医療過疎地への獣医療の提供と、野生動物専門医のサポートが必要であるため、2004年に九州地区獣医師会連合会の有志たちで非営利の動物医療団体「NPO法人どうぶつたちの病院」(認証・沖縄県、現・沖縄法人)を設立しました。このとき、対馬では初めて家庭動物の獣医師が常駐する対馬動物医療センターを設置された団体です。対馬以外にも沖縄県西表、沖縄県やんばる、東京都小笠原と各地で希少動物の保護活動を行なっていましたが、2008年に「NPO法人どうぶつたちの病院」(東京法人)を設立し、現在に至ります。

現在は、対馬における愛玩動物(ペット)への獣医療の提供や適正飼養の普及啓発の他に傷病鳥獣の保護や、環境省対馬野生生物保護センターにおけるツシマヤマネコの救護活動や治療、野生復帰訓練、展示個体の飼育等を請け負い、1頭でも多くのツシマヤマネコを野生に返す取り組みも行なっています。



●寄付金は何につかわれるの?

(1)保護されているイエネコの飼育管理費や治療費として

NPO法人どうぶつたちの病院では、ツシマヤマネコへ感染する恐れがある猫エイズウイルス及び猫白血病ウイルスに感染している一部のイエネコを保護されています。保護ネコの飼育管理費や治療費として使っていただくことで、公衆衛生の分野においてツシマヤマネコの保全活動につながります。



(2)保護される傷病鳥獣の飼育管理費や治療費として

NPO法人どうぶつたちの病院では、ツシマヤマネコ以外の野生動物の保護、治療を行っています。傷病鳥獣の場合、管轄は都道府県となりますが長崎県では傷病鳥獣の保護や治療に関しての予算は少なく、各動物病院が慈善事業的に行っている状況だそうです。今までにはトビ、カラス、ハイタカ、ツミ、サシバ、アオバズク、オオコノハズク、アビ、オオハム、シジュウカラ、ツバメ、チュウサギ、ツシマテンなどを保護され、元気になった個体は野生復帰もしています。傷病鳥獣の飼育管理費や治療費として使っていただくことで、ツシマヤマネコを取り巻く環境に生きる生態系全体の保全活動につながります。





●NPO法人どうぶつたちの病院 越田理事長から

この度は過分なるご寄付をいただきまして誠にありがとうございます。

ツシマヤマネコを取り巻く環境は依然として予断を許さない状況と考えています。いただいたご寄付は「対馬の自然環境やツシマヤマネコを未来へと繋げていきたい」という皆様の気持ちの結晶だと感じております。少しでも皆様のお気持ちに応える事が出来るよう、今後とも努めてまいります。


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